ブリアモンはローザンヌの閑静な住宅街にある緑豊かな1万3000㎡のキャンパスを誇り、点在するクラシックな7棟の館と、モダンな多目的ホールの建物が校舎と寄宿舎です。1882年に古城の中に開校、生徒数が増えたので1930年に市街中心部にほど近い、レマン湖を望むこの場所に移りましたが、今も同じファミリーが運営しています。
13歳から18歳まで世界36カ国の男女約130人(内寮生は約70人)がここで学んでいます。1クラスの生徒数は最大15人の少人数制。授業は英語ですが、フランス語は必須、そのほかの外国語授業もあります。科学に力を入れているのも特徴です。国際的に認知度の高い卒業資格(英国IGCSE、A レベルや米国高校卒業資格)を取得可能で、名門大学への高い進学率を誇ります。
学業だけでなく屋内外のスポーツ、文化活動なども盛んです。放課後や週
末にはこうした課外プログラムがたくさん用意されています。
「それぞれの個性を生かし才能を伸ばす人格教育が、ブリアモンの方針で
す。いじめや非行はありません。他の学校と異なるのは、学校の運営も教育
も一本化し、我々が自ら行っていることです。サマースクールの運営も我々
がやり、通年と同じ先生が担当しています」とアン・フレイ校長は語ります。
ブリアモン教育の精神が引き継がれるサマースクールは通常3週間で、毎週土曜日に入校できます。午前中は英語またはフランス語の語学教育を行い、午後はスポーツや文化活動、近隣への遠足などレジャー中心のプログラムが組まれています。全員寄宿制で昨年は30カ国以上から220人近くが参加しました。日本人生徒も期間合計25人が参加。
「多くの生徒が翌年にも参加します。ぜひ通年で通いたい、と親に頼む生徒
も多いようです。サマースクールはあくまで課外活動と語学が中心ですが、国際的な環境の中で自分の生き方を見いだすための、学ぶことの楽しさを知るきっかけになれば。子供は柔軟な吸収力があります。ホームシックになる生徒もほとんどいません」
取材中にもキャンパスには明るい笑い声があふれていました。
【サマー・スクール情報】2020年サマースクールは中止となりました。2021年は以下の日程でサマースクールを開催予定です。
2021年7月4日(日)~8月14日(土)
2~6週間コース
※費用などの詳細は9月以降に更新予定です。
ブリアモン・インターナショナルスクール 日本公式サイトはこちら