マシー ヴァンはラヴォー地区エペスの家族経営の醸造所です。醸造所の歴史は19世紀末、アルベルト・マシー氏が小さなぶどう畑を手に入れた時に始まります。彼の息子、ジャン=フランソワ・マシー氏が運営に加わってから、畑を徐々に買い足し、その規模を大きくしていきました。現在のオーナーは4代目のグレゴリー&ベンジャミン マシー兄弟。優れたぶどう畑が集中するラヴォー地区に計8ヘクタール余のぶどう畑を所有しています。マシー家のアイデンティティとでもいうべきワインが、デザレーの「シュマン・ド・フェール」。
2016年ヴィンテージのデザレー「シュマン・ド・フェール」は充実感にあふれたシャスラです。果実味が極めて豊かで「シュマン・ド・フェール」らしい、熟した白桃、黄桃の風味がみずみずしく、ほのかな蜜の香りが立ち現れます。デザレーらしい、垂直的なミネラリティもあり、果実味とのバランスも絶妙です。「シュマン・ド・フェール」は「鉄道」のこと。デザレーの麓のレマン湖に最も近い畑のシャスラです。
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「シュマン・ド・フェール」
トリュフを使った料理に合うほか、 野菜のテリーヌ、 舌平目などの魚や甲殻類に繊細なソースを添えた料理、子牛肉、そしてシビレ(牛、羊などの胸腺)と見事に調和します。
シャスラの味わいは、白ワイン、赤ワインの概念を越え、野菜から魚介、そして肉類にもマッチするのです。